海老蔵、麻央と治療話し合い 長女の心遣いには「ほっこり」

「六本木歌舞伎」第二弾の製作発表に登場する市川海老蔵=東京・成城の東宝スタジオ(撮影・堀内翔)
 小林麻央
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 歌舞伎俳優の市川海老蔵(38)は同日、都内で行われた「六本木大歌舞伎-第二弾-」(来年2月4~20日、EXシアター六本木)の製作発表会見で、乳がん闘病中の妻でフリーアナウンサーの小林麻央(34)と、今後の治療などについて話し合ったことを明かした。

 麻央が27日夜のブログで「今日は、主人と話し合いをしていました。今や今後の治療、それについての考え方など。真剣に」と報告しており、海老蔵は会話の内容こそ明かさなかったが、家族愛あふれる秘話を明かした。

 「話をしたんですけど、真剣な話してたら、娘が私の知らないところで麻央の耳元に行って『パパにはもう何も言わないで。パパはママのこと愛してるから、何も余計なこと言わないのよ』って言ったそうです」と説明。間に入った長女の麗禾ちゃん(5)について「なかなか大人なんですよ。僕より年上な感じ」と話した。

 麻央も麗禾ちゃんの「心遣い」に胸を打たれた様子で、ブログに「家族って、なんとなく家族の中でのそれぞれの役割ができていくけれど、将来の我が家のかたちが一瞬見えたような気がして、ほっこり しました。」と記していた。

 今作では寺島しのぶ(43)と95年の新派公演以来22年ぶりに舞台共演。「一緒に舞台に出られるのは楽しみ。ご子息が海老蔵びいきらしいんで、変なことはできない」と笑顔を見せ、寺島も「懐かしい話もしながら、和気あいあいと、究極のエンターテインメントに仕上げられたらいいな」と意気込んだ。

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