ASKA元被告 電話でろれつ回らず「睡眠薬飲んだ」 井上公造氏に

 警視庁は28日、覚せい剤取締法違反の疑いで歌手のASKA(本名宮崎重明)元被告(58)を逮捕する方針を固めた。ASKA元被告は2014年、同法違反などの罪で懲役3年執行猶予4年の有罪判決を受けており、現在は執行猶予中。ASKA元被告と昨年、電話で話したという芸能リポーターの井上公造氏が読売テレビ「情報ライブ ミヤネ屋」に出演し、当時の様子を語った。

 井上氏によると昨年12月初旬、同氏とASKA元被告双方の知人から連絡があり、ASKA元被告が「電話で話したい」と望んでいると伝え聞き、話すことになった。

 ASKA元被告は「自分のパソコンが盗聴されている。ふつうのやり取りができなくて困っています」などと井上氏に述べたという。その後も電話で話すことがあり、ASKA元被告のろれつが回っていなかったそうで、そのことを井上氏が指摘するとASKA元被告は「睡眠薬を飲んだ」と返答。しかし、時刻は午後4時だったという。

 今年1月にはASKA元被告から井上氏のもとに公衆電話で連絡があったという。ASKA元被告は「家族にだまされた」「僕には自由がありません」と言って電話が切れたという。その後も連絡があり、「やっと自由になりました。佐賀の病院にいます。ただ、ぼくの電話は盗聴されているので気を付けてください」などと言っていたという。

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