「こじらせ女子」雨宮まみさん死去 心配停止状態自宅で発見

 流行語となった「こじらせ女子」の生みの親で、ライターの雨宮(あまみや)まみさんが死去したことを、著書を刊行する大和書房が17日、発表した。40歳。福岡県出身。葬儀・告別式は近親者で営んだ。

 自宅で心肺停止の状態で倒れているのが見つかり、警視庁が死亡を確認した。事件性はないという。14日には米映画「攻殻機動隊」について「これは……!すごく好きかもしれない」とツイートしていた。

 女性らしさに自信を持てず、劣等感を抱えた半生をつづったエッセー「女子をこじらせて」(2011年)が話題となり、「こじらせ女子」という言葉が広まるきっかけをつくった。女性の生きづらさを主題にしたエッセーで人気を博し、近著に「まじめに生きるって損ですか?」「東京を生きる」など。

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