エスカレーターの立ち位置は右側が世界の主流 英国、豪州、インドなどわずか
お笑いコンビのハイヒールがMCを務めるABCテレビ「ビーバップ!ハイヒール」が10日深夜、放送され、「くらべる東西」とのテーマで、エスカレーターの立ち位置が東西で違う理由を検証した。世界の主流は圧倒的に右側だという。
エスカレーターの立ち位置が東京は左であることについて同番組は、かつて武士が刀を左に差し、刀がぶつからないようにするために左側通行が基本だったとの説を紹介した。
なぜ大阪は右側なのか。その理由は1970年に開催された大阪万国博覧会であるとの説が紹介された。当時、多くの外国人が大阪に訪れた。番組はここで、「実は世界的に見ると右側が主流」とし、左側は英国、インド、豪州、ニュージーランド、インドネシア、南アフリカなど少数派であることをあげた。その理由について、馬車がすれ違うときに御者がふるうムチがぶつからないように右側通行だったことの影響という。
万博の年には大阪では旅行者である外国人を尊重し、右側に立つように呼びかけがあり、それが今も残っているという。