海老蔵の主演時代劇、麻央も観劇「ゲラゲラ笑った」 テレ東「石川五右衛門」

 歌舞伎俳優の市川海老蔵(38)が27日、都内で行われた自身が主演するテレビ東京系の時代劇「石川五右衛門」(10月14日スタート、金曜、後8時)の取材会に出席した。出来栄え、面白さに自信があるようで、妻で闘病中の小林麻央も第1話を見て「ゲラゲラ笑って」楽しんでいたと語った。

 海老蔵にとって連続ドラマの主演はNHK大河ドラマ「武蔵MUSASHI」以来13年ぶりとなる。物語は豊臣秀吉(國村隼)が天下を取っていた時代、庶民のために悪事を働く大名や商人から財宝を盗み、分け与える大泥棒・石川五右衛門(海老蔵)の活躍を描く。取材会には國村、茶々役の比嘉愛未も出席した。

 主演として「1話を拝見させていただいて、今までにない時代劇だなと率直に思いました」とあいさつ。昨年の12月から今年の夏前まで「とびとびで」撮られたため、仕上がりについて「私もちょっと不安でした」と本音を漏らした。

 しかし、1話を見て「時代劇なのに笑っちゃう。言葉は悪いですけど、こんなにばかばかしい時代劇はないなということで。1話で2時間ぐらいあるんですよね。妻の麻央もずっとそれを見てゲラゲラ笑っておりました」と、内容に手応えをつかんでいる様子だった。

 定番の時代劇にはないような映像編集、ストーリー展開をしているという。どんなシーンで笑っていたのか、と尋ねられると、取材会の冒頭でスタッフが報道陣に求めた「プライベートな質問はやめてください」の言葉を借りて笑いを誘った後、従来の王道的な作品と比較して、「いくらなんでもこんな風にならないだろうみたいな結末とか、そんなに上から降ってくるの?みたいな。どん引きするぐらいのがある。それが面白いんですよね」とアピール。「そういう部分で妻が笑っていたんではないでしょうか。ゲラゲラする部分が、内容でゲラゲラではなくて、映像で『えー?』というやつですね」と妻の反応を思い返していた。

 視聴率について「ちなみに視聴率は3%ぐらいを目標に頑張っていきたいと思います」と控え目に語って笑いを誘ったが、國村は「倍の6%ぐらい、いきたいですけども」と切り返していた。

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