高畑容疑者 次々浮かびあがる芸能界での不快な評判

 俳優・高畑裕太容疑者(22)が強姦致傷で23日に逮捕されてから1週間。タメ口や明るく奔放なキャラクターが面白がられ、バラエティー番組にも多数出演していたが、一方、礼儀知らずな態度や無礼な振る舞いで、芸能界の先輩や共演者を不快にさせていた事実も当事者の“証言”で次々と明らかになっている。

 芸能生活50余年のベテラン俳優・中尾彬(74)は30日に出演したテレビ朝日系「グッド!モーニング」で逮捕の10日ほど前に初共演したばかりであることを明かした上で、「人の話は聞かない、あいさつはできない。私は50年仕事してきてるけど、初めて怒鳴ったね」と高畑容疑者の態度に激怒したことを伝えた。

 あまりに基本的なことができていないことから、直接本人に「お前、仕事なくなるよ、近々」と忠告したことも明かした。

 昨年8月、フジテレビ系「ダウンタウンなう」で共演し、タメ口、下ネタを連発した高畑容疑者に「オレ、親だったら絶対ブン殴ってる」と怒りモードだった坂上忍は、MCを務める同局系「バイキング」で「どこからが天然で、どこからがキャラ作りなのか見えないんだよね。ガチで怒った」と話した。

 「ダウンタウンなう」で「僕、あんまり君としゃべりたくない」と苦笑した松本人志は28日、フジ系「ワイドナショー」で「こいつやっぱ痛いな、と思いますね」とコメントした。

 “2世タレント”として番組共演も多かった梅宮アンナは24日のTOKYO MX「バラいろダンディ」で「やっぱり変わってるんです。ちょっと空気が読めなかったり、人が言ってることを理解するのにちょっと時間がかかったりとか」と説明。「芸能人の中ではちょっと珍しいタイプ」と明かした。

 千原ジュニアは25日に放送されたTBS「白熱ライブ ビビット」で「テレビに出だして、ここ半年くらいで激変した」と急激に売れっ子になったことで、高畑容疑者に変化が表れたのでは、と分析。

 ニッチェの江上敬子は24日放送のTBS系「ゴゴスマ」で「本当に気持ちのいいまっすぐな子だった。バカだな、とは思っていたんですけど、こんなにバカだったとは」と動揺を隠さず。

 高畑容疑者がテレビ番組などを通じ、「好きです」などと公開告白していた橋本マナミは26日放送の「バイキング」で「自由奔放な本能のまま動いてる子だった」と話している。

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