高畑淳子の謝罪会見 危機管理のプロは高評価「極力、自分の言葉で話していた」

 女優の高畑淳子(61)が26日、都内で息子で俳優の高畑裕太容疑者(22)についての謝罪会見を行った。

 高畑の謝罪会見について、昨年7~9月放送のフジテレビ系ドラマ「リスクの神様」も監修した、危機管理の専門家であるACEコンサルティングの白井邦芳氏は「非常に好感の持てる対応だった」と分析した。

 白井氏は、息子の重大な性犯罪に関する謝罪という今回の会見を「非常に難しく、成功する可能性が低いものだった」と指摘。その上で「法的な部分などは弁護士から指示されていた回答もあったでしょうが、極力、真摯(し)にご自身の言葉で話されていた」と、高畑の受け答えを評価した。

 さらに「答えを求められる質問に対しても、自分が把握していないことについては正直にその旨を述べられた」とも解説。「実際にパニックになってしまったのでしょう。知っていて隠すこともなく、わからないことを無理に取り繕うような答えをしなかったのは正しい」とした。

 また、被害者に対する謝罪の意識も高く、母親としての息子への愛情の部分と、親としての責任の部分とを共に口にしていたことも評価。「仕事のことも二の次にして、しっかりと罪を背負っていかなければいけないという意識も見えました」と指摘した。

 午前9時開始という時間設定も高評価の一因だという。

 「テレビの生中継をされやすい時間帯を、高畑さんはあえて選ばれたのではないかと思います」と推察し、「プロの観点からすれば、リスクが相当に高く、本来ならやりたくはないものです。ですが、生中継されたことで言葉をかいつまんで編集されることなく、正しくライブで自分の言葉が伝わった。リスクを冒してでも、しっかりと謝罪の意を伝えたいという思いは、支持されると思います」と話した。

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