桑野 入院の志村の様子明かす「ドクターストップかかっていたが、初日公演全う」

 タレントの桑野信義(59)が20日、舞台「志村魂」大阪公演初日終演後に、肺炎で緊急入院したタレントの志村けん(66)について「御本人は最後まで舞台をやると仰っていました」とブログで様子を明かした。

 桑野は舞台に、バカ殿城の家老役で出演。志村は17日に体調不良を訴え、都内の病院で診察を受けた結果、肺炎と診断された。だが「ドクターストップがかかっていたのですが 初日公演を全うしました」と明かした。「師匠の舞台への思いを痛いほど感じました」と振り返った。だが本人の思いとは裏腹に、初日公演後に再び体調が悪化し、病院に急行。医師が舞台出演は困難と判断し、そのまま入院した。

 「1番辛く悔しいのはご本人だと言うことをご理解いただきとうございます 志村けん師匠のお気持ちを考えると思わず涙がこぼれます」と桑野は胸中を代弁。「皆様にお詫びするとともに志村けん師匠が一刻も早く善くなられますよう心よりお祈り致します」とつづった。

 同舞台は21日まで公演が予定されていたが、19日夜に新歌舞伎座の公式ホームページ(HP)で中止が発表された。

 同HPには、新歌舞伎座と志村の所属事務所であるイザワオフィスの連名で「8月20日(昼の部・夜の部)・21日(昼の部)に公演を予定しておりました『志村魂』大阪公演につきまして志村けん急病(肺炎)により急遽公演を中止させて頂く事になりました。公演を楽しみにしていただいたお客様には、深くお詫び申し上げますとともに、何卒ご容赦を賜りますようお願い申し上げます」と、報告と謝罪のメッセージが掲載された。

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