ＳＭＡＰの木村拓哉（４３）が１９日、ＴＯＫＹＯ　ＦＭ「木村拓哉のＷｈａｔ’ｓ　ＵＰ　ＳＭＡＰ！」（金曜、後１１・００）で解散に初めて肉声で触れ、謝罪した。９日頃からハワイに滞在していたため、１１日の解散正式決定を現地で迎えた木村は無念の思いを隠すことなく、「本当にごめん」とファンにわびた。冒頭では「こんばんは、木村拓哉です」とＳＭＡＰを名乗らずに自己紹介した。

　ハワイで収録したとみられる木村の声は、悔しい気持ちであふれていた。番組冒頭、「みなさん、こんばんは、木村拓哉です」とあいさつ。普段は自己紹介はないというが、解散発表後の今回の収録で「ＳＭＡＰの木村」とは話さなかった。

　１８日の稲垣吾郎（４２）に続き、メンバーで２人目の解散への言及。無念の思いを隠さなかった約５０秒だった。休暇先のハワイで解散の正式決定を迎えた木村は、「今回はＳＭＡＰの件でみなさんにつらい思いをさせてしまって本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。僕と同じように今まで生活の一部、人生の一部としてＳＭＡＰと関わってきてくれたファンのみんなに今、本当に言葉が見つかりません」と結成から２８年が経過し、人生の一部だったＳＭＡＰ消滅に絶句。デビュー２５周年での悲しい結末に「すべてのＳＭＡＰファンのみんなにただただ申し訳ないという気持ちしかありません。本当にごめん」とわびた。

　活動休止から急転、１０日に香取慎吾（３９）らメンバーが解散を申し入れ、１１日の役員協議で受諾された。異国の地で望んでいなかった決着を聞いた木村は、１４日未明の解散発表時には「本当に無念。２５周年のライブもグループ活動も５人揃わなければ何も出来ないので、呑み込むしかないのが現状です。『解散』と言う本当に情けない結果になってしまいました。今は言葉が上手く見つかりません」とコメントを発表していた。

　今後は中居正広（４４）が、２０日のニッポン放送「中居正広のＳｏｍｅ　ｇｉｒｌ’　ＳＭＡＰ」（土曜、後１１・００）、香取慎吾（３９）と草なぎ剛（４２）の２人が、２１日のｂａｙｆｍ「ＳＭＡＰ　ＰＯＷＥＲ　ＳＰＬＡＳＨ」（日曜、後７・００）で解散に触れる予定となっている。