能年主演映画、視聴率は苦戦…久し振りの“TV登場”で話題も

 芸名を「のん」に改名して活動することを宣言した女優・能年玲奈(23)が主演した映画「ホットロード」が15日、日本テレビ系の「金曜ロードSHOW!」(金曜、後9・00)でテレビ初放送され、視聴率6・3%だったことが19日、分かった(数字はビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同じ)。

 能年は所属事務所との契約トラブルで事実上の休業状態。今年の初旬に「かんぽ生命」のCM出演が終了して以降はテレビ画面に姿を見せていなかった。それだけに「ホット-」が放送されると、“動く能年”にファンがツイッターなどで「地上派で見れるなんて」などと歓喜。ネットのニュースでも話題となっていた。

 しかし、数字的には前4週平均の11・4%から大きく下げた形。裏番組でディズニーアニメの「ファインディング・ニモ」(10・1%)が放送されていたため、健闘したとも言えるが、前週の映画「マレフィセント」の13・9%の半分以下と苦戦した。前々週は「ダイ・ハード4・0」、その前には「ハリー・ポッター」シリーズと洋画の人気作品が続いていただけに、“落ち込み”が目立つ結果となった。

 「金曜-」の枠で放送された邦画は、直近では「ソロモンの偽証」の「前篇・事件」(5月20日)が8・0%、「後篇・裁判」(同27日)が7・8%、嵐の松本潤(32)と上野樹里(30)が主演した「陽だまりの彼女」(同6日)が8・4%だった。

 能年は、所属事務所「レプロエンタテインメント」と契約でトラブルになっている。能年側は6月末で契約は終了したという認識で、今月15日発売の「FRIDAY」誌上で芸名を「のん」に改名し再出発することを宣言した。しかし、レプロは「現在までその(※契約問題の)解決に至っておりません」と反論している。

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