フジテレビが１７日、「ＦＮＳ２７時間テレビフェスティバル！」内で放送されるアニメ「サザエさん」（２４日、後６時３０分ごろ）に、「痛快ＴＶ　スカッとジャパン」のメンバーから、内村光良、木下ほうか、菜々緒、山村紅葉、夏川加奈子、宍戸美和公が声で出演すると発表した。

　番組司会の内村は本人役で出演。それ以外の面々は「－スカッとジャパン」の名物キャラとして登場する。木下は、嫌みな言動を繰り返す“イヤミ課長”こと馬場智明。菜々緒は“悪女エリカ”で、山村と夏川は“迷惑おばさんコンビ”でそれぞれ出演。宍戸は“眼鏡のおばさん”として登場する。

　磯野家のまわりで起きるさまざまな「スカッとする話」がまとめられたストーリー展開となる。イヤミ課長は得意の「はい、論破！」のセリフとともに、カツオ、波平といった面々を次々に論破していく。

　アフレコを終えた内村は、「『サザエさん』に出演が決まった時は、“おおっ！”って思いました。『サザエさん』はよく見ていますから、子供が喜んでくれて、自慢になります」と感激した様子。自身の特徴をつかんだアニメキャラには「実際に自分のイラストを見ると、年相応の内村になったなと（笑）前髪の分け方もちゃんとそっくりで嬉しいです」と語った。

　木下も「『サザエさん』に出演と聞いて、“やったー！”って思いました。僕のイラストは実年齢より若々しくしていただいて。“論破のポーズ”は普段は両手ではやらないのですが、こんな時もあるのかな」とアニメで動くイヤミ課長に興味津々だった。

　「サザエさん」プロデューサーの野崎理氏は、今回の企画で一番最初に思い浮かんだのが「イヤミ課長」の出演だったという。「アフレコ現場では、木下ほうかさんもノリノリで、あのイヤミ課長が『サザエさん』の世界でも大暴れでした。『痛快ＴＶスカッとジャパン』のイヤミ課長ｖｓサザエの戦いは必見です！」とＰＲした。

　オープニングのアニメーションも、この回限りの特別バージョンになる予定だ。