たかじんさん元弟子に100万円支払い命令 控訴審判決で1審より減額

 2014年1月に亡くなったタレント・やしきたかじんさんの妻さくらさんが、たかじんさんの元弟子の打越元久氏に名誉を傷つけられたとして損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が14日、大阪高裁であり、打越氏に1審の地裁判決から200万減額の100万円の支払いを命じた。

 打越氏側は本人と代理人弁護士2人が出席、さくら氏側は代理人弁護士も出席しなかった。

 打越氏は「ある程度こちらの言い分は認めてくれたのかな」と語った。上告については「周囲と相談して決めたい」とした。打越氏の代理人弁護士も「公共性や公益性から、さくら夫人が単なる私人でないと、裁判で認められたことが大きい。それがこの減額につながった」と評価した。

 さくら氏側は昨年、ネットラジオ番組での打越氏の発言で名誉を傷つけられたとして、1000万円の損害賠償を求める訴訟を起こし、同年10月に大阪地裁が打越氏に300万円の支払いを命じる判決を下し、打越氏側が控訴していた。

 控訴審は4月28日に結審したが、裁判所の提案を受け、双方が5月20日を期限に和解に向けた交渉を行っていたが不調に終わった。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス