石田純一大損 都知事選条件付き出馬表明でCM差し替え

 東京都知事選(14日告示、31日投開票)出馬を条件付きで表明した俳優の石田純一(62)が9日、大阪市内で取材に応じ、出馬表明の影響で、出演CMの差し替えによる弁償が数千万円単位で発生していることを明かした。また、妻でプロゴルファーの東尾理子(40)、義父で野球評論家の東尾修氏(66)の反応も明かした。最終決断は11日に行う予定だという。

 石田によると、テレビ番組などに関わるスポンサーとの話し合いが現在、同時進行で進められており、「全部お話をさせていただき、ご迷惑をおかけしているところに関しては何らかのことになる。協議です。それだけでも何千万円にもなる」と明かした。

 この日、あるテレビ局からCMカットを知らせる電話があったことも明かし「まだ(選挙に)出るか出ないか分からないが、テレビ局の判断でCMをACジャパンのものなどに差し替える。その弁償もこちらにかかってくる。天文学的な数字になりそうです」と説明。「必要経費なのかな。身も骨も断って出るわけですから、それでも受け止める気がないと」と話した。

 前日、出馬反対を表明した理子については「怒っていないです。まさかの(離婚)?それはない。大丈夫」と円満を強調。前日の会見後に話し合い、「反対はもちろんしていますが『言いたいことを言ったからスッキリした』と言ってました。テレビでも、自分(僕)に対してもですけどね」と収束を強調。応援についても「もちろんそういうことになります。最終的には」と説得に自信をみせた。

 修氏ともこの日朝に話し、「『これからはたたかれる立場になるんだから気をつけて』と誠心誠意、言われた」という。

 最終決断は11日の予定で「それ以降に引っ張るつもりはない」と明言した。

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