「99・9」続編望む声殺到認めるも続編未定を強調
TBSが6日、同局で定例の社長会見を開いた。4月期の日曜ドラマで好評だった「99.9 -刑事専門弁護士-」の続編について、担当の佐々木卓常務は続編を望む声が殺到していることを認めた上で、「決まっていることは何もない段階です」と否定も肯定もしなかった。
嵐の松本潤が刑事事件を専門に手がける弁護士・深山大翔を演じ、被告人の利益よりも事件の真実を追い求めた。さらに、毎週事件の真相に迫った際に発するダジャレ(オヤジギャグ)や、劇中に深山がつくる料理のレシピなども話題になった。
6月19日放送の最終回の平均視聴率は19・1%(数字はビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。全10話の平均視聴率は17・2%に達し今年の民放連続ドラマでは1位となった。続編を望む声に対して佐々木常務は「大変、そういう声は耳にいたします」と感謝したが、「現状、決まっていることは何もない段階です」と未定であることを強調した。