2016.07.02

松本ハウス、苦闘と葛藤の６年描く

出版記念イベントを開催した「松本ハウス」のハウス加賀谷（左）と松本キック＝東京・新宿

拡大

　お笑いコンビ「松本ハウス」が１日、都内で松本キック（４７）による著書「相方は、統合失調症」（幻冬舎刊）の発売記念イベントを開いた。

　相方のハウス加賀谷（４２）が統合失調症から復活。０９年に活動を再開してからの６年間をつづったもの。加賀谷が病気の後遺症からか、ネタやセリフが覚えられず、感情表現も言葉にできない状況になり、松本が「思い通りのお笑いができない」と葛藤する日々などが赤裸々に描かれている。松本は「一度、コンビ解散も考えた」と当時の苦しい日々を振り返っていた。