タレント・萩本欽一（７５）が、今夏に放送されるＮＨＫ総合「第４８回　思い出のメロディー」（８月２７日）で、司会を務めることが２１日、分かった。萩本が、紅白歌合戦を含むＮＨＫの主要音楽番組で司会を務めるのは初めて。

　７０、８０年代にかけて“視聴率男”と呼ばれた欽ちゃんが「夏の紅白」に降臨する。

　「思い出の－」は、昭和から平成と時代をこえて、日本人に愛されてきた名曲の数々を届ける音楽番組。昭和の時代に出演番組で軒並み高視聴率をたたき出し、テレビの一時代を築き上げ、今も活躍を続ける萩本が、大役にふさわしいと起用されたようだ。

　同番組は、終戦から７０年の区切りとなった昨年、歌手・北島三郎（７９）が司会を務め、戦後の日本社会を自身の思い出を交えながら、歌で振り返る構成で放送した。今回は欽ちゃんが番組をリードし、歌で日本人の歴史をつないでいく。