容疑者は「穏やかな人」 神戸暴走事故

 3日午前11時ごろ、神戸市中央区のJR三ノ宮駅北側の繁華街で、乗用車が暴走して歩行者の男女5人を次々とはね、車に乗っていた2人を含む計7人が重軽傷を負った。いずれも命に別条はない。兵庫県警は自動車運転処罰法違反(過失傷害)の疑いで、車を運転していた神戸市中央区の無職沢井国一容疑者(63)を現行犯逮捕した。同容疑者は「事故の状況はよく覚えていない。後から思い出したい」と供述し、持病があるという。

 逮捕された沢井容疑者について、同じマンションの住民らは「物静かで穏やかな人」と口をそろえる一方、体調を案じていたという。

 同じ階に住む女性(44)は「いつもあいさつしてくれた。よく息子さんと近くのスーパーに買い物に行っていて、仲が良さそうだった」と語る。複数の住民によると、2人は沢井容疑者の車でたびたび外出していた。

 マンションの敷地内では、沢井容疑者が松葉づえをついて歩く姿も。別の階に住む女性は「脳に病気があると聞いた事がある」。近くに住む50代の女性によると、調子が悪くて入退院を繰り返していたとされ、住民らが心配していたという。

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