河原崎國太郎、梅之助さんの心受け継ぐ

 1月に肺炎で亡くなった俳優・中村梅之助さん(享年85)が代表を務めていた、劇団「前進座」の創立85周年記念公演「東海道四谷怪談」(5月13~22日=東京・国立劇場)の製作発表が22日、都内で行われ、河原崎國太郎(54)、嵐芳三郎(51)らが出席した。

 当初は梅之助さんも出演予定だったが、代役は立てずに役を割愛し、台本を一部変更。「お岩」など4役をこなす河原崎は、「大黒柱を失った気分。芝居にも劇団にもお客さまにも誠実な人だったので、それを受け継ぎたい」と誓った。

 会見前には、お岩をまつる東京・四谷の於岩稲荷田宮神社を参拝。「お岩さんはただおどろおどろしく、怖いという女性ではない。裏切られ、怒りが爆発した心情を演じたい」と役への思い入れを強めていた。

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