渋谷すばる、国技館で裸一貫ガチンコ唱

 関ジャニ∞・渋谷すばる(34)が27日、ジャニーズ事務所所属として初となる東京・両国国技館ライブの2日目公演を行い、ソロツアー千秋楽を締めくくった。大相撲春場所千秋楽と同日に“相撲の聖地”でツアー最終日を迎えた渋谷は派手な演出を排除した“裸一貫”のガチンコ唱で8000人を魅了。初のソロカバーアルバム「歌」に収録した、きわどい歌詞で知られるサザンオールスターズの「マンピーのG★SPOT」を熱唱するなど、ジャニーズの歴史に新たな色を加えた。

 日本の名曲をカバーした渋谷のソウルフルな歌声と、自身のイメージカラー・赤で染まった客席からの歓声が激しくぶつかり合った。

 「ふんどしを締めている気持ちで頑張りたい」と気合を入れて挑んだ聖地ライブ。のっけから「スローバラード」「マンピーのG★SPOT」「ファンキー・モンキー・ベイビー」とロックな名曲3連発をぶちかます激しい“立ち合い”を見せた。ジャニーズ初の国技館アーティストとしてその名を刻んだ渋谷は、ソロ曲「記憶」を含む全20曲を披露。最後は上半身裸になる盛り上がりで、熱い闘いを締めくくった。

 2月10日に発売された初ソロカバーアルバム「歌」をひっさげた自身2度目のソロツアーだった。会場周辺にはオリジナルのぼりを立て、26日の国技館ライブ初日前には会場前で張り手ポーズも。ファンから「座布団投げていい?」と声が飛べば、マス席のファンに「4人内側向いて、連絡先交換して」と掛け合ってみせた。

 楽屋として使った行司の控室やトイレの大きさに驚き、ステージでは眼前にある優勝力士の写真額を前に歌唱。「威圧感がすごかった」と普段は見られない光景を楽しみ、「神聖な場所ですから引き締まりますね。心地よかった」と充実した表情で千秋楽を終えた。

 今後のソロ活動は未定だが、「オレしか(国技館で)やっていないのは関ジャニにとっても武器になる。初めての称号はいただいたので、恒例にしてしまえばいい。ジャニーズの国技館は渋谷しかやらないぞ。言うだけはタダ」と宣言。“パイオニア”として聖地ライブ継続を熱望していた。

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