波瑠感涙「あさが来た」クランクアップ
女優・波瑠(24)がヒロインを務める、NHK朝の連続テレビ小説「あさが来た」の最終収録が5日、大阪市の同局で行われた。10カ月に及んだ全ての収録が完了した瞬間、波瑠は大粒の涙を流し「毎日が闘いでした」と振り返った。視聴率は前週(2月27日)までの全話平均が23・4%を記録し、今世紀の朝ドラ最高ペース。波瑠は「私にやれることは終わりましたが、最後まで見守ってください」と笑顔で“No.1フィニッシュ”へ意欲を見せた。(数字は関東地区、ビデオリサーチ調査を基にNHKが独自集計)
全身全霊を捧げた証拠だった。最後の撮影を終えて会見した波瑠は、泣きはらして目が赤かった。ヒロイン・あさを演じきり、「ありがとうございます。無事にこの日を迎えられました。まだ鼻水たれてますけど」とおちゃめに笑った。
例年、朝ドラの最終収録は報道陣に公開されるが、今回は4月2日の最終回まで物語が大展開するため非公開に。撮影終了の瞬間、涙腺が決壊したという波瑠は「最後のシーンでも(演技で)泣いてたんですが、終わってまた。一瞬、なぜ泣いているのか分からなくなりましたが、やはりこみあげてくるものがあって」と明かした。
収録は昨年5月から連日連夜続いた。「こんな膨大なセリフと格闘したのは初めて。毎日が闘いでした。体重計がないので分かりませんが、絶対にやせた。そぎ落とされましたね」。すぐに慣れると思った関西弁のセリフとも悪戦苦闘。「結局、最後まで方言指導の先生のお世話になった自分が一番の“びっくりぽん”です」とヒロインの名フレーズを用いて笑わせた。
視聴率は好調をキープ。現状ペースなら、02年前期「さくら」の期間平均23・3%を抜き、今世紀最高となる。波瑠は「ありがたいですが、私たちにできるのは日々いいシーンを作ることで、正直、やれることが終わってしまいました」と一抹の寂しさも吐露。それでも、最終回まで残り1カ月へ向け「私も身近な人に見てと呼びかけます。最後まで見守ってください」とさわやかな笑顔で“No.1フィニッシュ”をアピールした。
