「未知との遭遇」撮影監督が死去
ビルモス・ジグモンド氏(米映画撮影監督)米メディアによると1日、カリフォルニア州ビッグサーで死去、85歳。死因は不明。
30年、ハンガリー生まれ。ブダペストの映画学校で学ぶ。56年、ソ連が軍事介入した「ハンガリー動乱」に伴い米国へ移り、62年に米市民権を得た。
美しい映像で知られ、「ギャンブラー」「ディア・ハンター」「天国の門」などの歴史的名作を撮影。「未知との遭遇」(77年)で米アカデミー賞撮影賞を獲得した。
03年、映画撮影監督の国際的な団体により、映画史に影響を与えた撮影監督10人の1人に選ばれた。
