蛭子さんベッドシーン拒否「ホントに…」

 「京都国際映画祭2015」が15日、開幕し、オープニングセレモニーが祇園甲部歌舞練場で行われた。俳優・仲代達矢(82)、女優・桃井かおり(63)ら日本映画を代表する顔ぶれに交じって、デイリースポーツでコラム「エビス流」を好評連載中の漫画家でタレント・蛭子能収(67)もレッドカーペットに登場。初主演映画「任侠野郎」(来春公開予定)の製作発表を行った。

 蛭子は映画祭オープニング前に行われた「任侠野郎」の製作発表で、人気グラドル・橋本マナミ(31)とのベッドシーンを“拒否”した。

 橋本は劇中で風俗嬢を演じているが、蛭子との共演シーンはない。「次はベッドシーン?」と聞かれた蛭子は「僕は演技ができないから…。そういうシーンがあるとホントにやってしまうので」と、自制できないことを恐れてベッドを共にすることを自粛し、周囲を失笑させた。

 橋本とはバラエティー番組で共演することも多く、気心は知れた間柄。現場では橋本の恋人を演じた俳優・中尾明慶(27)に「すごいよ。とにかくボディーがすごいよ」と力説するなど、セクハラまがいにいじる一幕もあったという。

 劇場用映画初主演となる今作では出所した元ヤクザを演じた蛭子。徳永清孝監督(42)は「本番前に必ず『顔』『背中』と言わないと、すぐニヤニヤして猫背になる」と暴露しつつも、スタントを使わず挑戦した殺陣など笑いなしで臨んだ蛭子を「かっこ良かった」と褒めていた。

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