松坂桃李、大ヒット映画の日本語版声優

 初の洋画吹き替えでクマになる松坂桃李
 松坂桃李が吹き替えを担当する“紳士クマ”のパディントン
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 俳優の松坂桃李(26)が、「ハリー・ポッター」シリーズのプロデューサーが手がけた英国発の大ヒット映画「パディントン」(来年1月15日公開)で、主人公の“史上最も紳士なクマ”パディントンの日本語版声優を務めることが6日、分かった。全世界で3500万部を売り上げるベストセラー児童書が原作。洋画の吹き替えに初挑戦し“海外映画デビュー”を果たす。     

 プーさんやくまモン、さらには今夏に続編映画が大ヒットしたお下品テディベアのテッドなど、群雄割拠の“クマ界”に新鋭が登場。日本語で魂を吹き込むのが松坂だ。

 パディントンは、英作家マイケル・ボンドの児童小説に登場する帽子と青いダッフルコートを身にまとい、スーツケースを持った“紳士クマ”。故郷のジャングルで学習用テープを聞いて古典的な英国イングリッシュを学んでいたが、とある事情でロンドンにやってきたことから珍騒動に巻き込まれていく。

 紳士的な「上品さ」とクマのような「愛らしさ」を併せ持つ俳優として抜てきされた松坂は、洋画の吹き替え初挑戦。オファーを受けたときには「え?クマってどんな声?」と困惑したという。

 それでも松坂の“クマ声”を聞いた関係者は「とても紳士的で、高貴な感じがしました」と絶賛。松坂は「単にクマを演じるのではなく、パディントンを演じること。魅力が伝わるように、と思っています」とコメントしている。

 「ハリー・ポッター」や「ゼロ・グラビティ」のデヴィッド・ハイマン氏がプロデュースし、CGのパティントンとニコール・キッドマン(48)ら実写キャストが共演する映画は、すでに全世界興収321億円を超える大ヒットを記録。続編の製作も決まっており、松坂にとっては長い“クマ人生”の始まりになる…かもしれない。

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