アテネ五輪陸上ハンマー投げ金メダルの室伏広治（４０）、北京、ロンドン五輪フェンシング銀メダルの太田雄貴（２９）、ロンドン五輪体操日本代表の田中理恵さん（２８）、ロンドン五輪水泳バタフライ銅メダルの星奈津美（２５）が３日、東京・日比谷公園で行われた「アサヒビール東京２０２０オリンピック・パラリンピック応援ステージ」に登場。１９６４年の東京五輪レプリカジャージーを身にまとった室伏が、５年後の東京五輪成功へ向け“祝杯”を挙げた。

　イベントは、今年で１１回目を迎える「アサヒビール　オクトーバーフェスト　日比谷　秋の収穫祭２０１５」のオープニングイベントとして実施。アサヒビールはビールメーカーで唯一の「東京２０２０ゴールドパートナー（ビール・ワイン）」ということもあり、５年後に迫った東京五輪に組織委員会理事として携わる室伏らがオープニングを盛り上げた。

　出席したゲスト全員に、アサヒビールの小路明善社長から、１９６４年東京五輪のレプリカジャージーが送られ、室伏らも大喜び。太田は「ＪＡＰＡＮではなくＮＩＰＰＯＮとなっているのがかっこいい」といえば、田中さんも「おしゃれですよね」と気に入った様子。

　室伏は早速ジャージーに身を包むと、小路社長へお礼のビールサーブ。だが最初のグラスは横にいた太田から「室伏さん、泡だらけです」と突っ込まれるほど泡で真っ白となり２度やり直し。“３度目の正直”でおいしそうなビールを注ぎ、全員で東京五輪と、オクトーバーフェストの成功を願って乾杯した。

　室伏は２０２０年に向け「世界中のアスリートにとって最高の大会にするべく、最高の準備をしていきます」と約束。大きな拍手を浴びていた。

　アサヒビールオクトーバーフェストは５日まで同所で開催。