あゆ、小室と再共演 大トリ熱唱

 エイベックスが主催する「a-nation stadium fes.」の東京公演が30日、東京・調布の味の素スタジアムで最終日を迎え、14組のアーティストが出演した。大トリを務めた浜崎あゆみ(36)は、大阪公演でも披露した音楽プロデューサー・小室哲哉(56)との再共演やカバー3曲、イリュージョンなど、例年にも増してエンターテインメント満載の10曲で、夏の祭典を華やかに盛り上げた。

 昼から降り続いた冷たい雨がやみ、あゆのエンターテインメントショーが幕を開けた。

 オープニングの「Wake me up」では、一瞬で、鎖で柱にグルグル巻きにされるイリュージョンで会場の度肝を抜き、続いて宇多田ヒカルの「Movin’ on without you」のカバーで5万人を大喜びさせた。

 3曲目、globeのカバー「DEPARTURES」では大阪公演に続いて小室がサプライズ登場し、キーボードを演奏。小室は終盤、H Jungle with tのカバー「WOW WAR TONIGHT~時には起こせよムーヴメント」でも再登場して盛り上げた。

 まさに“ムーヴメントを起こしてきた”2人だ。小室は1990年代に“TKサウンド”で日本のポップス界を革新し、浜崎は98年のデビューからシングル、アルバムの通算売り上げが5000万枚超。共に長年エイベックスの躍進に貢献してきた“同志”だ。

 近年は東京公演だけに出演していた浜崎だが、今年は22、23日の大阪2公演にも登場し、ひと夏に3度、a-nationの舞台に立った。「新ミニアルバム『sixxxxxx』を多くの人に届けたいという、あゆの思いから実現した」と関係者。この日は収録曲「Summer diary」を歌い、過ぎゆく夏を演出した。

 浜崎は「最高の夏の思い出を作って帰ってください!」と呼びかけると、浴衣姿でフロートに乗り込み「Greatful days」など夏メドレーを5万人と合唱。例年以上にファンサービスに徹し、14回目の夏を締めくくった。

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