松坂桃李が連ドラ初主演「ついに来た」

 俳優の松坂桃李(26)が、10月スタートのフジテレビ・カンテレ系「サイレーン」(仮題。火曜、後10・00)で、ゴールデンプライム(GP)帯の連続ドラマ初主演を務めることが6日、分かった。デビュー8年目につかんだ“大役”に、「役者をやってる以上はたどり着きたかった」と気合十分。恋愛要素も色濃いクライム・サスペンスで、事件の初動捜査を担当する刑事を演じる。

 映画や舞台で主役を張ってきた売れっ子俳優が、満を持してGP帯(午後7~11時)のドラマで初主演を務めることになった。連ドラ主演も、2011年に深夜枠で放送された「怪盗ロワイヤル」以来、4年ぶり。

 「『ついに来たな!!』っていうのが強い」とオファーを捉えた松坂。「いろんなタイプの、真ん中を張る人の背中を見てきたので、経験してきたことを座長としてすべてぶつけたい」とデビューからの積み重ねを糧に、完全燃焼を宣言した。

 人気漫画が原作で、警視庁機動捜査隊に所属する男女の刑事コンビが、殺人事件の現場に現れる、謎の美女を追うクライム・サスペンス。主人公・里見偲(松坂)のバディであり、周囲に内緒でバレたら異動覚悟で交際している猪熊夕貴を、木村文乃(27)が演じる。

 恋人役の2人は、NHK朝ドラ「梅ちゃん先生」や映画「ピース オブ ケイク」などで3度共演。気心知れた仲だけに、松坂は「コミュニケーション能力が高くて、気持ちがいい方ですけど、ちょっとSっ気がある。猪熊役にピッタリ」と信頼を寄せた。木村も「猪熊の無茶しがちな部分は『やれやれ』と思いながらも支えてもらえたら、面白くなりそう」とラブコール。

 刑事ものとあって、松坂は本格アクションに「派手なのがあればいいですね。ジャッキー・チェンみたいな」と体を張る覚悟だ。10月スタートにはテレビ朝日系「相棒」の新シリーズも控えるが、「こっちは男女の“相棒”なので、違うテイストで楽しませることができる」と主演作に自信をみなぎらせた。

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