又吉センセイに芥川賞効果 印税2億?

 第153回芥川賞を受賞したお笑いコンビ・ピースの又吉直樹(35)が23日、東京・紀伊國屋ホールで、「〈ブレンディ〉ボトルコーヒー BOOKボトル」発売記念イベントに登場した。芥川賞効果でマスコミ殺到が予想されたため、当初予定していた会場を、書店の一角から“大箱”へ急きょ変更。又吉センセイは集まった100人の報道陣に、印税から恋愛事情まで赤裸々な芸人トークを繰り広げた。

 16日の受賞後、又吉センセイが初めて参加したイベントで“芥川賞シフト”が敷かれた。当初は収容人数30人ほどのスペースで行う予定だったが、主催者側は報道陣が入りきらないと判断。客席数418の紀伊國屋ホールへ会場を変更した。

 同ホールではこの日夜に演劇公演を控えており、上演作関連以外のイベントのために公演当日の劇場を貸し出すのは、極めて異例の対応。舞台上にはセットの花などが設置されたままだった。

 “大箱”に変わった会場には報道陣100人、テレビカメラ12台が集結。受賞からの1週間を振り返った又吉は、「『おめでとう』とあまりに言われすぎて、自意識過剰で。コンビニの『いらっしゃいませ』に対しても『ありがとうございます』と…。そういう失敗はちょこちょこしてます」と“お祝いボケ”に苦笑いを浮かべた。

 PR商品のパッケージには、又吉が受賞作「火花」執筆後に書き下ろした、コーヒーにまつわるエッセー9作がデザインされており、「4つくらい女性にフラれる話がありますが実体験」と告白。芥川賞特需でのモテ期到来は否定し、「お付き合いしている人はいないです。20代後半から。デートとかやりたいっすよね」と独り身の哀愁を漂わせた。

 気になる印税は「間もなく」懐に入るという。「(印税額以上の)2億入ったら、モチベーションがめっちゃ上がる。会社がボーナス的な感じで」。財布のヒモが堅いことで知られる所属の吉本興業に、売れっ子作家としてプレッシャーをかけていた。

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