M8・5、北海道から沖縄まで揺れた
30日午後8時24分ごろ、東京都・小笠原諸島の母島と、神奈川県二宮町で震度5強の地震があった。埼玉県の春日部、鴻巣両市、宮代町も震度5弱だった。気象庁によると、震源地は小笠原諸島西方沖で、震源の深さは約590キロ。地震の規模はマグニチュード(M)8・5と推定される。津波の心配はない。
揺れは北海道から沖縄までの全国各地で観測され、埼玉県川口市の70代女性が落ちた皿に当たって頭にけがをし、病院に搬送されるなどしたが大きな被害は確認されていない。
マグニチュード8を超える巨大地震に匹敵する規模だったが、震源が非常に深かったため、大きな被害は免れたとみられる。
警察当局によると、30日午後9時現在、家屋の倒壊は確認されていない。東京消防庁によると、「地震で腰を打った」などとの通報が複数入ったほか、港区でエレベーターに閉じ込められたとの通報もあった。
JR各社によると、東北、上越、北陸、東海道の各新幹線が一時運転を見合わせた。羽田空港も滑走路を一時閉鎖して点検したが、問題はなかったため再開。東京電力によると、地震直後に東京都足立区と埼玉県ふじみ野市で計約600軒が停電した。
