伊右衛門“春の味”に衣替え

 脳科学者の中野信子さん(年齢非公表)が11日、都内で行われたサントリー「『伊右衛門』四季飲みくらべ茶ロン」に登場、脳科学の観点から見る「人と四季の変化」についてトークセッションを行った。

 サントリーの緑茶飲料・伊右衛門は、12日にリニューアル発売。季節によってお茶の味や香り、パッケージを変えて提供されるが、中野さんは「四季は世界中にあるものだが、日本人は特に四季に鋭敏。四季によって味を変えるという今回の試みは、非常に興味深い」と解説した。

 春夏は清涼感のあるさわやかな味わいと香りに、秋冬は甘香ばしく、ほっとする味わいに仕上げているが、「特に香りは人間の五感のうち、直接脳に信号が入るもの。しかも感情記憶と密接に関係していて、お茶の香りを嗅ぐと、悲しい時にお母さんがいれて励ましてくれたな、などと思い出す。今回の商品が香りにこだわったのはいいポイントだと思う」と指摘した。

 中野さんは四季4種類の伊右衛門を既に飲みくらべており、「やはり今は春の伊右衛門が一番おいしく感じました。春向きの体になってきているのかな」と、リニューアル伊右衛門を堪能していた。

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