女性器データ提供、初公判で無罪主張

 自分の女性器の立体的なデータを提供したとして、わいせつ電磁的記録頒布の罪などに問われたペンネーム「ろくでなし子」の漫画家五十嵐恵被告(43)は15日、東京地裁(田辺三保子裁判長)の初公判で「外形的な事実関係は争わないが、私のアート作品はわいせつではない」と無罪を主張した。

 弁護側は、わいせつを取り締まる刑法の規定は、表現の自由や知る権利を侵害し違憲だと主張。「仮に合憲だとしても、被告の作品は女性器を精密に再現したものではなく、性的な興奮を生じさせない」とも述べた。わいせつ性の基準は時代によって変化しており、司法判断が注目される。

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