サザン 新アルバムで4年代連続1位

 サザンオールスターズが先月31日にリリースした約10年ぶり、通算15作目のオリジナルアルバム「葡萄(ぶどう)」が発売初週で30万枚を売り上げ、13日付オリコン週間アルバムランキングで初登場1位を獲得したことが6日、分かった。アルバム1位を4年代連続で獲得するのは、グループでは史上初。オリジナルアルバムではソロ、グループを含めて史上2組目の快挙だ。

 サザンのアルバムが1位を獲得するのは2005年発売の前作「キラーストリート」以来、通算17作目となった。サザンは1980年代と90年代に7作ずつ、00年代に2作が1位に輝いている。

 4年代連続で1位を獲得したアーティストはサザンのボーカルでもある桑田佳祐(59)、松任谷由実(61)、山下達郎(62)、竹内まりや(60)、徳永英明(54)、氷室京介(54)がいるが、いずれもソロアーティスト。グループとしては初の快挙だ。桑田は史上初めてソロとグループでの達成者となった。

 また、オリジナルアルバムに限れば4年代連続は竹内に続く2組目。息長く一線を走り続ける国民的バンドの力を、あらためて見せつける結果となった。

 「葡萄」は、昨年のNHK紅白歌合戦でも披露したシングル曲「東京VICTORY」「ピースとハイライト」など16曲を収録。桑田は「『葡萄』という字面にまずインスピレーションを感じ、葡萄の葉が心臓、房が乳房、つるが人に巻きつく感じにそれぞれエロティシズムを連想させたことが、このタイトルに結び付いていった」と語っている。

 サザンは11日から、5大ドームを含む過去最大規模の全国ツアーをスタートする。

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