竹内まりや 山下達郎と“夫婦漫才”披露

 シンガー・ソングライターの竹内まりや(59)が21日、東京・日本武道館で、33年ぶりの全国ツアーの最終日公演を迎えた。6都市で計7万5000人を動員。バンドマスターで夫の山下達郎(61)が奏でるギターに乗せて、ヒット曲「元気を出して」や「不思議なピーチパイ」など24曲をたたみかけ、感極まって目を潤ませる場面もあった。

 33年ぶりのツアーのファイナルを迎え、竹内は「音楽人生を支えてくださったファンにお会いして感謝を伝えたくて、ツアーを決意しました。皆さんの笑顔に出会えて良かった」と達成感たっぷり。山下が「まりやの33年ぶりのツアー、本人の頑張りをどうぞほめてやってください」と妻の労をねぎらった。

 アンコールではアルバム曲「LET IT BE ME」を山下とデュエットし、大喝采を浴びた。

 感動的シーンの一方では、“夫婦漫才”も披露して笑いを誘った。

 竹内「幼稚園のときにやったキリスト生誕劇での、ヨセフ役のセリフを言ってごらんなさい」

 山下「マリヤ、なんてカワイイ赤ちゃんだろう」

 竹内「幼稚園のときから、妻は“まりや”に決まっていたという話です」

 ノリノリの妻と照れる夫によるコミカルな掛け合いに、夫婦愛をにじませた。

 バックバンドのギタリスト・佐橋佳幸(53)は、妻で女優の松たか子(37)が11月27日に妊娠を発表したばかりとあって、竹内はハグで祝福。「うらやましいよね。家に帰ったら松たか子が待ってるんだから。ありのままで」とアナ雪ネタも盛り込んでいた。

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