東方神起 入隊前のユンホが男泣き
韓国の人気デュオ・東方神起が2日、東京ドームで、日本デビュー10周年記念の5大ドームツアーの最終日公演を迎えた。
時期は未定ながら2人とも兵役を控えており、ユンホ(29)の入隊前の、日本国内ラスト単独ライブとなる可能性が高い節目のステージ。「すぐ2人は戻ってきて皆さんに会うから、元気よく待っていてください」とファンに再会を約束し涙した。
出会いと別れがテーマの新曲「サクラミチ」を歌ったアンコール。2人へのサプライズの演出として、「早く帰ってきてね」などと記されたファンやスタッフからのメッセージが、大型スクリーンに映し出された。
ユンホは男泣きして「これを言うか悩んだんですが、東方神起の単独ライブツアーではしばらく会えないと思うんです」としばしの別れを報告。「僕が『ただいま』と言ったら、必ず『おかえり』と言ってください。必ずここで会いましょう。約束だから」と指切りポーズを決めた。
韓国の徴兵制度では30歳を迎える前の入隊が義務づけられており、今回のステージが、日本での単独ライブとしては入隊前ラストとなる可能性が高い。
チャンミン(27)も「また、ここ東京ドームで皆さんと再会したい。皆さんに出会ったのは、僕の人生で巡り合った大切なプレゼント。必ず戻ってきます」と、10年分の感謝を5万5000人のファンに伝えて涙、涙…。
全国16公演で75万人を動員し、桜の季節に迎えた5大ドームツアーファイナル。海外アーティスト初の4年連続単独東京ドーム公演という金字塔も達成した。町が淡いピンク色に彩られる中、客席はイメージカラーの赤一色に染まった。
10周年メモリアルだけに「どうして君を好きになってしまったんだろう?」「Rising Sun」といった懐かしの名曲も披露。全27曲を歌い終えたユンホが「また会いましょう!!」と誓いの言葉を残して、2人は日本でのライブ活動にひと区切りをつけた。
