海老蔵、妖艶な女形・乙姫役に自信

 乙姫と鬼役を演じることになった市川海老蔵=日テレホール
 乙姫と鬼役を演じることになった市川海老蔵(中央)と宮沢章夫氏(左)、宮本亜門氏=東京・汐留
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 歌舞伎俳優の市川海老蔵(37)が30日、都内で、第3回自主公演「ABKAI2015」(6月4~21日、東京・Bunkamuraシアターコクーン)の製作発表を行った。

 今回は新作歌舞伎「竜宮物語」で乙姫役、「桃太郎鬼ヶ島外伝」で鬼役に挑戦。女形は2013年の京都・南座公演「五月花形歌舞伎」以来で、海老蔵は「妖艶な乙姫になっちゃうぞ」と自信をのぞかせた。

 過去2回で3万2000人を動員した人気の自主公演で、海老蔵が大暴れする。

 2013年の第1回で「花咲かじいさん」が題材の作品を手掛けた演出の宮本亜門氏(57)、脚本の宮沢章夫氏(58)と2作品で再コラボ。乙姫で女形に挑む海老蔵は「久しぶりだな。やってないっすね、女。妖艶な乙姫になっちゃうぞ」とノリノリ。お色気を振りまく女優・杉本彩(46)を参考に、役作りに励むという。

 「桃太郎-」では鬼役。古典歌舞伎では勝者を演じることが多いため、「負けない。普段にない表情を見てもらえる」と悪役を大歓迎。鬼のパンツ姿にも前向きで「高木ブーさんみたいになる」と、ドリフターズのコントに登場する雷さまをイメージした。

 近年、「ペプシ」や「au」のテレビCMで桃太郎が登場するなど、昔話の“リメーク”が人気だが、海老蔵は「小栗(旬)さんがやっているのもありますね。(舞台の)企画は前からやってます」と、流行とは無関係だと説明。自主公演の海外進出を「ありますよ」と予告した。

 また、2月4日のブログで、本名の堀越孝俊(たかとし)を、読みは変えずに「堀越宝世」に変えたことを公表したが、「ノリでやった」と明かした。

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