西鉄最古313形 引退式100人歓声

 西日本鉄道は24日、同社の現役車両で最も古い電車「313形」の引退セレモニーを貝塚線貝塚駅(福岡市東区)で開いた。午後2時24分に最終電車が入ると、集まった鉄道ファン約100人が拍手や歓声で迎えた。

 313形は骨組みと外枠を一体化、強度を高めて軽量化する「モノコック構造」を国内の鉄道車両で初めて採用し、1952年に運行を開始。天神大牟田線や貝塚線で活躍してきた。

 この日は貝塚-西鉄新宮(福岡県新宮町)を3往復。セレモニーで「313形 62年間ありがとう」と書かれたヘッドマークを取り外した。西鉄の庄崎秀昭鉄道事業本部長は「長年にわたって愛していただいた。本当にご苦労さまでした」と述べた。

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