玉置浩二、オーケストラと初コラボ

 安全地帯の玉置浩二(56)が、初めてオーケストラとコラボするコンサート「billboard classics 『玉置浩二 プレミアム・シンフォニック・コンサート 2015』」(2月8日・横須賀芸術劇場など全国8公演)を開く。約70人の交響楽団と共演し、グループやソロのヒット曲を披露する予定だ。このほどデイリースポーツの取材に応じた玉置は「夢だった」と吐露。「音楽は50歳から」と、“音楽仙人”とでも呼ぶべき暮らしぶりも明かした。

 56歳のチャレンジに玉置は「今からお客さんが感動している顔が浮かんでドキドキする。体調を万全に臨めば、いいものが生まれるに決まっている」と自信をみなぎらせた。

 トップ指揮者の大友直人がタクトを振り、東京フィルハーモニー交響楽団らと共演。企画が舞い込んできた時の心境を「まさに宿命。独学でバンドをやってきたけど、いつかシンフォニーで歌えたらと話していたところ」と振り返り「子供の頃から生徒会長や野球部主将を務めたり、チームの中心になるのは大好き。これ以上ない親孝行にもなる」と、無邪気に喜んだ。

 これまで度々スキャンダルでにぎわせたが、現在は「音楽家として澄み切っていたい」と、落ち着いた日々を過ごす。早朝4時に起床し午後9時には就寝。ほぼ全ての時間を家で過ごし、楽曲制作にあてる。

 「昔はゴルフとか、趣味に時間を費やしたこともあった。泥水を飲むことも勉強かと思っていたけど、やっぱり泥水は泥水。僕はギターを弾いて、音楽を作るのが好きなんだよね」

 50代を迎えて“音楽仙人”と化した。

 「音楽から逃げずに体を大事にして、自らを律して精進して、堂々とやっていこうという年齢になった。それを表現するのに今回は最高の舞台と思う」

 穏やかな日常に寄り添うのが、2010年に結婚したタレントの青田典子(47)だ。今回のインタビューでも同席し、ラブラブぶりは相変わらず。

 「音楽に漬かっていられるのは典子のおかげ。全ての理解者。僕は結局彼女のために歌っている。愛する人のために歌うのが、ファンのために歌うことにもなる」

 現在の目標は、90歳で舞台に立つこと。

 「ステージに立って1曲も歌わないで袖に戻る。それでもお客さんが満足して帰って行く。声は必要なく、存在だけで感動させるのが、最後の神髄」

 仙人の到達点は、はるか遠そうだ。

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