二刀流の小百合 感無量「未体験の重圧」

 女優の吉永小百合(69)が11日、都内で主演映画「ふしぎな岬の物語」の初日舞台あいさつを、共演の笑福亭鶴瓶(62)、竹内結子(34)らと行った。デビュー55年目の大女優が初めてプロデューサーとの二刀流に臨んだ勝負作。女優に専任していた今までとは違うということもあり、吉永は「未体験の重圧がありました」と振り返り、初日に感無量。宣伝にも奔走した成果で、同作は興収20億円を狙える好スタートを切った。

 本作で118本目の映画になる吉永が、初めて味わう、特別な気持ちで迎える初日だった。前夜はあまり眠れず緊張の面持ちだった“吉永プロデューサー”は、万雷の拍手に迎えられ、「みなさんの顔を見て、虹が出たようなホッとした気持ちでいます」と表情をほころばせた。

 初となる主演とプロデューサーの二刀流。企画から作品に携わり、宣伝にも多くの時間を割いた。新聞、雑誌、テレビなど、プロモーションのために受けた仕事は100本近く。人気番組「SMAP×SMAP」に出演した際には、台場移転後のフジテレビにも初めて足を踏み入れた。

 この日も、司会者はいたのだが、途中から熱が入るあまり、進行役を務めるほど。鶴瓶から「完全に司会になってますよ」と突っ込まれた。プライベートでは自身のことを「幹事タイプ」と分析する吉永だが、大女優が舞台あいさつを仕切るのは異例。すべては“二足のわらじ”からくる責任感だ。

 映画は全国286館で封切られた。配給の東映によると、12年に公開され興収14億2千万円を稼いだ前主演映画「北のカナリアたち」を上回るスタート。「興収20億円を狙える」と沸いている。

 舞台あいさつの後、吉永は「初めて味わう不思議な緊張感、未体験の重圧がありました。作品の温かさが、じわじわ広がってヒットしてほしいと思っています」と胸の内を明かした。モントリオール世界映画祭で2冠に輝いた感動作が、ついに日本中に届けられた。

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