杉良太郎、ベトナムで番組プロデュース

 歌手で俳優の杉良太郎(70)が30日、都内のホテルで「芸能活動50周年・福祉活動55周年 記念の宴」を開催し、安倍晋三首相(60)、EXILE、AKB48の高橋みなみ(23)、大相撲の貴乃花親方(42)ら、出席した各界の著名人800人から祝福された。日越特別大使を務める杉は、来年、ベトナム国営テレビで、日本文化を紹介するレギュラー番組が始まることを明かし、さらなる文化交流を誓った。

 歌手・俳優だけでなく、デビュー前から刑務所の慰問など福祉活動を行い、法務省特別矯正監、日・ASEAN特別大使など、さまざまな顔を持つ杉。その“デビュー半世紀”を祝福に、総理大臣から国民的アイドル、元横綱、金メダリストまでが顔をそろえた。

 約3時間のパーティーは、杉のリクエストにより、妻で歌手の伍代夏子(52)、徳光和夫(73)、露木茂(73)両アナが司会を務めた。最初に祝辞を読んだのは安倍首相。父の故晋太郎氏の代から公私に親しく「杉さんが特別大使をずっとやっているおかげで、ベトナムとの関係は盤石」と感謝した。

 昨年、杉が主催した日・ASEAN音楽祭に出演したAKBの高橋は「杉さんのすごいところは、自分への愛より、他人への愛を大切にするところ。総監督としてお手本になります」と笑顔。EXILEのリーダーHIRO(45)はメンバーを代表して「偉大さをあらためて実感した」と固い握手を交わした。

 上機嫌の杉は「政治や経済だけでなく文化交流をしなければ、外国に日本を知ってもらえない」と語り、新たな計画をぶち上げた。

 「ベトナム国営テレビから『2、3時間あげるから』と頼まれて」と話し、来春から月に一度、日本文化を紹介するレギュラー番組をプロデュースすることを報告。地元と日本の歌手が交流する内容で、AKBやEXILEなどにも出演を依頼する予定を明かした。

 「“流し目”といわれるのは大嫌い。これからも本音一筋で波風を立てて生きていくよ」と宣言した杉。「すきま風」などヒット曲を熱唱して、歌手の顔で来場客を喜ばせた。

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