新沼謙治、被災した故郷で新曲披露
歌手・新沼謙治(58)が2日、2011年3月の東日本大震災で大きな被害を受けた故郷・岩手県大船渡市で「三陸・大船渡夏まつり」に出演。故郷の明るい未来と復興を思い、自身が作詞作曲した新曲「ふるさとは今もかわらず」を地元で披露した。
特設ステージで地元の中学生や主婦らによる26人のコーラス隊をバックに同曲を熱唱した新沼。故郷の被災に続いて、半年後に博江夫人が死去。悲しみが重なる中でも、ひたすら復興支援を続け、その意気込みを全国に発信するために制作したのがこの曲だった。
この日、地元の人たちと一緒に歌い上げた新沼は、思いも新たにしたようで、「故郷に役立つように歌っていく。自分の歌を聞いた人と一緒に笑顔になれるような作品を届けたい」と誓っていた。