宮崎駿監督「米アカデミー」会員候補に

 米アカデミー賞を主催する米映画芸術科学アカデミーは26日、同賞の投票権を持つ新規会員候補にスタジオジブリの宮崎駿監督(73)と、鈴木敏夫プロデューサー(65)ら271人を選んだと発表した。本人たちが受け入れれば会員となる。

 宮崎監督は06年にも候補に選ばれているが「創作活動に専念するため」として辞退。当時は08年公開の「崖の上のポニョ」の製作を開始する直前だった。

 宮崎監督は「千と千尋の神隠し」で03年にアカデミー賞長編アニメ賞を受賞。宮崎監督と鈴木プロデューサーらで製作した「風立ちぬ」は今年の同賞にノミネートされた。

 また、大ヒット中の映画「アナと雪の女王」の劇中歌「レット・イット・ゴー」を作曲したクリスティン・アンダーソンロペスらも候補に入った。現在、会員は6000人以上おり、日本人では俳優の渡辺謙(54)らがいる。

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