日本人ダフ屋 2人を御用
W杯の日本対ギリシャ戦が行われたブラジル北東部ナタルの競技場近くで、この試合の観戦チケットを販売しようとするダフ屋行為をしたとして、警察当局は19日、日本人の男2人を一時拘束、同日釈放した。警察当局や日本大使館のナタル臨時事務所などが明らかにした。
2人は別々に行動していたという。20日にナタルの裁判所へ出頭するよう命じられた。ブラジルメディアによると、警察は、うち1人が持っていたチケット4枚を押収した。
同事務所は「これまでの例からすると、罰金刑が言い渡される可能性が高い」としている。
同事務所は2人の年齢や出身地などは明らかにしていない。日本大使館は「ダフ屋行為は犯罪。関わらないように」とホームページで呼び掛けていた。
