「王将」社長射殺犯はバイクで逃走か
「餃子の王将」を展開する王将フードサービスの社長だった大東隆行さん=当時(72)=が射殺された事件で、犯行時間帯の現場を写した防犯ビデオの映像から、犯人がバイクで逃走した可能性が高いことが18日、京都府警の捜査関係者への取材で分かった。
山科署捜査本部は同日、事件から19日で半年となるのを前に、これまでに303件の不審者などの情報が寄せられたと明らかにした。容疑者逮捕につながる有力な情報は得られていないという。
捜査本部は、犯人が大東さんの出勤時を狙い、犯行現場付近にバイクを止めて待ち伏せ、逃走した可能性があるとみて周辺の防犯ビデオの解析を進めている。
捜査関係者によると、映像は不鮮明だが、大東さんが射殺された駐車場と、隣接する倉庫付近を往復する人影のほか、その後に東へ走り去る車両のライトを記録。ライトの光源が一つとみられることからバイクの可能性が高いという。
