猪木氏、赤いヘリコプターで闘魂注入

 参院選前最後の日曜日となった14日、候補者が陸海空の遊説バトルを繰り広げた。

 日本維新の会から比例区で出馬したアントニオ猪木氏(70)は、神奈川県でヘリコプターによる空中戦で闘魂を注入した。

 また、自民党から比例区で立候補した元格闘家・佐竹雅昭氏(47)が神奈川県・平塚から江ノ島を目指し船舶遊説に臨み、日本維新の会から東京選挙区に出馬した元日本テレビアナウンサー・小倉淳氏(55)は東京で山手線に乗り込み、各駅で演説。“ラストサンデー”は、乗り物を駆使し、それぞれの形で有権者にアピールした。

 赤いマフラーを翻したアントニオ猪木氏が約1時間にわたる空中遊説で闘魂を丸出しにした。

 午後1時すぎ、「国会に闘魂注入!!」「燃える闘魂!!」と書かれた赤いヘリコプターで静岡県の伊豆を出発。江ノ島、横浜みなとみらい上空を飛び回り、午後2時すぎ、報道陣の待つ神奈川・保土ケ谷に着陸した。その後、選挙カーに乗り換え横浜中華街や都内を駆け回った。

 13日に富士山上空をヘリで旋回したが、有権者には誰が乗っているのかわからず不発に終わった。今回はその反省を生かし、低空飛行で猛アピール。「湘南海岸では、手を振ってくれた。低空で飛びましたから」と手応えを口にした。

 今回から解禁されたネットもフル活用している。出発前には「猪木が空から降ってくる!猪木の選挙は地上の街頭戦だけでなく、ネット、電話にヘリコプターも混ぜる、これが本当の空中戦」とツイッターで予告。「江ノ島に向かいます。赤いヘリが見えたらオレダァ!」と“中継”もした。

 ド派手なパフォーマンスを展開している超人気者だが、街頭演説では明らかに選挙権のない女子学生が殺到するなど、投票行動につながるかは不透明。「お前らにかっこいいといわれても…。でも、未来の有権者だから」と苦笑いし、「日本に元気を。いっぱい動きまわりたい」と気合を入れ直していた。

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