降旗監督“反戦と 復興の願い”込めた
「第35回モスクワ国際映画祭」(28日、モスクワ市)
降旗康男監督(78)は公式会見で、戦争だけでなく東日本大震災についても言及した。
現地の記者が、広島で被爆したというロシア人女性の言葉として「戦争で国が荒廃するという悲劇的な内容なのに、どうして最後に希望を描いたのか」と質問。
これに「廃虚の中から立ち上がる人々の姿を描きたかった。撮影が震災の直後ということもあり“もう一度立ち上がろう”というメッセージを込めました」と答え、作品に反戦だけでなく、復興への願いも込めていることを明かした。
また、好きなロシア映画を問われると、やはり反戦を描いた「誓いの休暇」(1959年)と即答。「古い映画なので…」とはにかんだが、地元記者は「有名な作品ですよ」と拍手。日露の映画人が互いの国に敬意を示しエールを交換した。
