高島忠夫夫妻 長男殺害事件を語る

 俳優の高島忠夫が5年ぶりにテレビ出演することでも話題を集めていたフジテレビ系「独占密着!真実の高島ファミリー『忠夫さん、死ぬまで一緒やで』~寿美花代 献身愛で闘う夫の病~」が18日、放送された。49年前の長男殺害事件について、高島の妻で女優の寿美花代が、自らの口で語り、今も事件の後遺症に苦しみ続けていることなどを明かした。

 夫妻の第1子となる長男・道夫ちゃんが生後5カ月で殺害されたのは、1964年(昭和39年)8月24日未明。住み込みで働いていたお手伝いの少女A(当時17歳)が風呂に沈めて殺害。当初は室内を物色されたように装うなど、窃盗の仕業に偽装したが、同日昼ごろ、犯行を自供した。

 寿美はこの事件を振り返り、「夜中に(お手伝いさんが)『道夫がどこでもいない』ってことになって、探し回った。一番最後にお風呂を…フタを明けたら、道夫がいた…。(道夫の周りに)泡がいっぱい出てて…」と生々しい状況を告白。「夜中2時すぎぐらいで、あちこち病院行ったけど、どこも受け入れてくれなくて。やっと1軒受けてくれた時には…」と声を震わせた。

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