役所&岡田“クロサワ”継承作で初共演

 俳優・役所広司(57)とV6の岡田准一(32)が映画「蜩(ひぐらし)ノ記」(2014年公開)で初共演することが10日、分かった。12年の直木賞作品で葉室麟氏(62)の同名時代小説が原作。藩から切腹を命じられた侍(役所)と青年武士(岡田)の師弟愛を描く。メガホンを取るのは黒澤明監督の弟子で「雨あがる」(00年)などを手掛けた小泉堯史(たかし)監督(68)。役所&岡田が演じる師弟コンビが“クロサワ遺伝子”を継承する。

 役所広司と岡田准一、今や日本映画界に欠かせない2人が初共演でクロサワワールドに挑む。小泉監督は黒澤監督の助監督などを長く務め、撮影スタッフにも黒澤組のメンバーが多く残っている、いわば直系の監督だ。

 映画は黒澤監督の世界観がベースになっている。「蜩ノ記」で描かれるのは、藩の重大な秘密を知り、不条理な切腹を命じられた侍・戸田秋谷(しゅうこく、役所)と、監視役でありながら戸田を慕う檀野庄三郎(岡田)との師弟愛。小泉監督は2人の間柄を黒澤監督の名作「赤ひげ」(65年)で故三船敏郎さんと加山雄三(75)が演じた医師の師弟に見立てている。

 現在の日本映画界の顔ともいえる2人が、日本映画黄金期の遺伝子を受け継ぐ形。これまで一緒に仕事をする機会がなかった小泉監督から直々に指名された役所は「出会える日を待ち望んでいました。小泉監督の作品は誠実で品格を供え、時がたっても風化しない奥深さがあります」と機が熟したことを喜んだ。

 岡田も「黒澤監督を支えてこられたスタッフの皆さまと一緒にお仕事させていたけることを光栄に思います」と気合十分。子供のころから役所のファンでもあり、初共演にも心を躍らせている。2人はすでに昨年末から道場に通い、所作や剣術の特訓に励んでいるという。

 女性キャストでは戸田の妻・織江を小泉組の常連・原田美枝子(54)、娘で檀野と恋に落ちる薫を堀北真希(24)が演じる。堀北と岡田は、ともに映画デビュー作となった「COSMIC RESCUE」(03年)以来の共演となる。

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