演歌歌手の中村美律子（６２）とデイリースポーツ大相撲評論家・三保ヶ関親方こと歌手・増位山太志郎（６４）が１２日、２月１３日発売の競作シングル「夢の花　咲かそう」の合同新曲発表イベントを秋田県横手市内で行い“紅白Ｗ出場”を誓った。

　男女の歌手が同じ曲をシングルで同時発売するのは史上初。中村はミニライブで「ライバルというより、相乗効果で両方ともヒットさせたい」と話し、お互いの歌唱にコーラスで参加する協力を見せた。増位山は、現役時代に横手の女性にフラれた経験を明かし、ファン６００人を沸かせた。

　公演前には、曲の誕生に合わせて「夢の花」と名付けられた新種のダリアの栽培農園を２人で訪問。中村はビニールハウスに咲き誇る２０センチ大のダリア「夢の花」を見て、「めっちゃキレイ。３時間かけて化粧したのに負けるわ～」と大はしゃぎ。真っ白な雪に覆われた名物のかまくらで紅色の花を手にすると、ＮＨＫ「紅白歌合戦」を想起したのか「年末に大きな花を咲かせたい。２人でそれぞれ出たいですね」と２人で声をそろえていた。