元ソフトバンク捕手・堂上被告に実刑 

 少女を脅してわいせつな行為をしたとして、強制わいせつの罪に問われた元プロ野球ソフトバンク捕手の無職堂上隼人被告(30)に、福岡地裁は25日、懲役2年(求刑懲役2年6月)の判決を言い渡した。江口和伸裁判官は「被害者の人格や心情を無視した非常に陰湿で悪質な犯行だ。被害者の感じた恐怖は重大」と述べた。弁護側は「プロ野球選手の地位を失い、既に社会的制裁を受けている」などとして執行猶予付きの判決を求めたが、判決は「以前にも同種の罪で有罪判決を受けており、刑事責任を軽視することはできない」として退けた。判決後、弁護人は控訴する方針を明らかにした。

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