勘三郎さん 新「歌舞伎座」でしのぶ
今月5日に亡くなった歌舞伎俳優・中村勘三郎さん(享年57)をしのぶ興行が、来年4月2日、東京・銀座に新しく開場する歌舞伎座で行われることが19日、分かった。松竹が同日、こけら落としとなる4~6月の公演内容を発表。4月の興行で「十八世中村勘三郎に捧ぐ」として「お祭り」が上演される。
「お祭り」は勘三郎さんが得意にしていた演目で、歌舞伎座の舞台に立つことを夢見て闘病していた勘三郎さんの気持ちをくみ取った形で上演が決定した。長男の中村勘九郎(31)、次男の中村七之助(29)も出演する。
1年間続くこけら落としの皮切りとなる3カ月の興行は「極め付きの名狂言をそろえ、最高の配役で歌舞伎のだいご味を堪能」(松竹・迫本淳一社長)できるものに。より多くの観客が訪れることができるように、3部制となっている。いの一番の演目は「壽祝歌舞伎華彩(ことぶきいわうかぶきのいろどり)」で、坂田藤十郎(80)、市川團十郎(66)らが出演。5月には「寺子屋」、6月には「土蜘(つちぐも)」などが上演される。
