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ジャニーズ68人が惜別 マッチが弔辞

2012年12月8日

 事務所の“長男”マッチを先頭に少年隊、SMAP、TOKIO、V6、KinKi Kids、さらには今年デビューした若手のA.B.C‐Zまで総勢68人が涙をこらえながら次々と献花。“恋人”とも言われた東山は森さんの遺影をじっと見つめると、「またね」と“再会”を望むようなしぐさで右手を上げ、会場を後にした。

 マッチは事務所の代表として弔辞を読み上げた。自身の誕生日に送ってくれた励ましの手紙やFAXは、今でも心の支えになっていると明かし、「あなたは日本のお母さんでした。ジャニーズのお母さんにもなってくれました。東山をはじめ、一人ひとりに森さんとの楽しい思い出があります」と語りかけた。

 ジャニーズと森さんは“相思相愛”の間柄だった。事務所のジャニー喜多川社長(81)は、森さんの大ファンだった父親の紹介で知り合った。森さんが86年、NHK紅白歌合戦の審査員を務めた際、初出場だった少年隊の東山へ「ファンです」と声をかけ、長い交流が始まった。その後もKinKiの堂本光一(33)らの舞台にはお弁当を届け、励まし続けた。愛情を注いでくれた森さんの誕生日には、ホテルのフロアを貸しきり、ジャニーズタレントほぼ全員が祝福に駆けつけた。麻雀が大好きだった森さんは東山らと卓を囲んだという。

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